中国マーケットトレンド情報412

 
福井県上海事務所
2014年11月10日


【経済】

ヨーロッパ渡航時のマルチビザの取得が可能に(「新聞報」10月31日)
 EUの「ビザ情報システム(VIS)」は2015年を目途に世界中にて全面的に使用・適用できることとなった。
 EUの発表によると、今回の措置により、ヨーロッパを往来する旅客者は3年或は5年のマルチビザの取得が可能となる。具体的には、申請者が「ビザ情報システム(VIS)」に登録された後、12ヶ月以内に少なくとも2回以上合法にビザを取得することで、3年或は5年のマルチビザの取得が可能となる。今回のビザ法規全面適用により、EU経済の活性化に寄与し、観光業や関連産業の振興が期待される。

中国の億万富豪は242人(「上海金融報」10月31日)
フォーブスは中国億万長者ランキングを発表。今年の中国人億万長者の人数は大幅に増え、一年前の168人から242人に増加した。今年は、中国インターネット企業家が注目されており、中国億万長者ランキングの1位は阿里巴巴(アリババ)の馬云、2位は百度(バイドゥ)の李彦宏、3位は勝訊(テンセント)の馬化勝と3名ともIT関連。
馬云の資産は昨年の71億ドルから今年の195億ドルで1位に、李彦宏の資産は147億ドルで2位、馬化勝の資産は144億ドルで3位となった。
インターネット産業の急成長と同時に既存業界、例えば不動産業界は挑戦的な一年を過したが、昨年の富豪トップの大連万達集団董事長の王健林氏は今年の資産は132億ドルで4位になった。

1-9月に中国企業の海外M&Aは史上最高を記録(「消費報」11月3日)
2014年の1-9月に中国企業の海外買収の案件数は176件となり、昨年同期比31%増の史上最高となった。1-9月に中国企業の海外買収取引総額は408億ドルで、うち民営企業の海外買収数は国営企業の二倍以上となり、取引額は同期比120%の増加となった。

年内に杭長高速鉄道が開通(「新民晩報」11月4日)
今月から杭長高速鉄道の杭州東駅―南昌西駅間が試運転段階に入り、年内に開通するとの見込みだ。既に今年の9月から当該高速鉄道の南昌西駅-長沙駅間が既に開通しており、杭州東駅から長沙駅が開通すると、年末の移動時間は5時間程度短縮されることとなる。
業内関係者の予想によると、杭長高速鉄道は開通後、沿線駅のチケット発売数が増えるため、2015年春節期間の列車チケットの発売状況は改善されるだろうと予測している。

中国人観光客の海外消費は世界一(「東方報」11月4日)
 中国人観光客の海外一人当たりの消費は世界一となり、免税市場でも最大の顧客となっている。
 フォーチュン品質研究院の報告によると、2013年の中国人観光客の海外一人当りの消費額は1,508ユーロで、欧米諸国の消費者の3-5倍となったことが分かった。中国人消費者は世界における約半分の47%の贅沢品を購入しており、国内では27%に過ぎない。2014年は、更に贅沢品の消費は海外へ流れていくと予想している。

【繊維】

中国国際メリヤス博覧会が開催(「上海金融報」10月31日)
中国国際メリヤス博覧会が上海で開催された。今回の博覧会では、150以上の国内外のブランドが出展された。
当該博覧会は優質ブランドアパレルの貿易プラットホームとなっており、展示商品はアパレル、靴、アクセサリーなどに拡大している。出展企業は中国内地、英国、フランス、イタリア、韓国、香港地区と台湾地区などに及んでおり、バイヤーは大型デパート、ショッピングセンター、国際チェーン店、オンライン業者及び加盟代理商から構成されており、博覧会会場は盛況となった。

【眼鏡】

浙江省嘉興市の眼鏡合格率は僅か55%(「中国眼鏡」2014年第11期)
浙江省嘉興市の市場管理局は市場に流通している眼鏡の品質検査を実施。その結果、商品合格率は僅か55%となったと発表した。不合格品に関わった眼鏡の生産会社、販売会社に対しては自己検査などの改善要求を出した。また、不良品をすべて店舗から撤去させる処置をとった。
今回、嘉興市秀洲区と桐卿市の大型ショッピングセンター、スーパー及び眼鏡専門店にある品物を20回に分けて検査を行ったが、合格率は55%。製品分類では、眼鏡の合格率は70%、サングラスの合格率は40%となったことが分った。

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