中国マーケットトレンド情報444

 
福井県上海事務所
                           
 2015年12月14日


【経済】

1-9月、中国の玩具輸入は同期比45.84%の増(「消費報」11月30日)
 中国軽工業情報センターの統計数字によると、2015年1-9月に中国玩具業界の輸入額は同期比45.84%増の3.95億ドルとなり、軽工業業界における輸入増幅最速の業界となった。
 国別では、韓国からの輸入額は同期比157.73%と急増し、ハンガリーからの輸入では同期比81.68%の増となった。
 玩具の品類別では、動力装置の玩具、玩具楽器と他の玩具の増加が明らかとなっている。うち動力装置の玩具の輸入額は同期比86.4%の増、玩具楽器は63.37%、他の玩具は51.25%の増となった。

年末に上海延安東路トンネルが通行可能に(「新聞報」12月1日)
 関係部門の情報によると、12月中旬には上海延安東路トンネル南線工事が完成し、開通することとなる。南線を利用し、自動車やバスは浦西から浦東へ正常に通行することができるが、同時に北線工事は暫く閉鎖する予定となっている。
 公表により、年末には、延安路トンネルの修復工事が完全に完成し、開通後は浦西⇔浦東が自由に行き来できる予定となっている。

2020年に初となる国産クルーズ船は上海発の見込み(「消費報」12月3日)
 2017年に中国では初となるクルーズ船が上海外高橋造船工場で着工され、2019年に完成する見込みだ。関係者の紹介によると、当該クルーズ船の客席は4,000席以上設けられるが、2020年の初出航時には上海から世界各地へ航行する予定となっている。
 業内関係者の話によると、中国製のクルーズ船は単なる旅客船ではなくて、レストラン、劇場、プール、児童遊園地と美容施設などが一体となった一つの町のようになる。また、部屋作りには環境にやさしい材料の使用や防音材質などが工夫されている。

2015年、中国公民の海外消費は1.1兆元に(「上海金融報」12月8日)
 国際通貨基金組織(IMF)の発表により、人民元はSDR(特別引出権)に新規に加入し、同権は2016年10月1日に発効される。専門家の話によると、長期的に見れば、人民元のSDR加入は人民元が国際貨幣として益々多くの国に認められることを意味する。また、加入後には、人民元が国際的に通用し、国民の海外消費が一層促進することになる。
 中国観光研究院の統計数字によると、中国の海外観光者数と購買力は連続3年世界一となった。2015年に中国国民の海外観光者数は16%増の見込みで、初の1.2億人を突破し、海外消費は1.1兆元に達するとの見込みだ。
 また、C-tripの情報によると、中国公民人気のある海外観光旅行地は日本、韓国、泰、香港と台湾、アメリカ、インドなどであり、人気のある海外ショッピング目的地は日本、アメリカとオーストラリアであるという。

春運(春節前後期間の列車運行)期間の列車チケットが発売(「新聞報」12月9日)
 上海鉄道の情報によると、上海発、重慶、成都、鄭州などの目的地行きの2016年2月1-5日の列車チケットは既に売り切れとなった。大晦日と前日の列車チケットは12月9日から発売されるとのことである。
 上海鉄道局の紹介によると、2016年春運期間は1月24日から3月3日までの40日間となる。当該期間に上海鉄道は5,711万人の旅客が利用し、同期比8.5%の増となり、一日当りの旅客数は142.8万人に達するとの見通しを示している。

【繊維】

10月に中国の紡績品社会消費品小売総額は9.8%の増(「中国紡績報」11月27日)
 国家統計局の統計によると、今年の10月の単月での社会消費品小売総額は同期比11%増の2兆8,279億元となった。1-10月の社会消費品小売総額は同期比10.6%増の24兆4,359億元となった。うち10月単月では服装やメリヤス品の小売総額が同期比9.8%増の1,221億元となり、1-10月は同期比10.2%増の1兆596億元となった。
 今年の1-10月の中国におけるオンライン小売総額は同期比34.6%増の2兆9,484億元となった。うち食品、衣類と日常用品はそれぞれ41.2%、24.4%と36.2%の増となっている。

【眼鏡】

1-9月に温州眼鏡の輸出が好調(「中国眼鏡」2015年第12期)
 温州税関の統計数字によると、1-9月に温州市の輸出入総額は909.04億元で、同期比5.86%の減となった。但し、温州の輸出商品ベスト10の中で眼鏡商品の輸出は好調に推移しており、9月単月での眼鏡の輸出額は約4.1億元で、同期比5.44%の増、1-9月間での輸出額は約39.76億元で、同期比5.05%の増となった。
 ここ数年、温州の眼鏡商品の輸出は一時的に低迷期に入っていたが、南アメリカやヨーロッパ市場への開拓に伴って、温州眼鏡市場輸出は必ず回復していくとの業界関係者の話がある。

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